日常的な健康管理や業務上の疲労管理への応用を目指して、『だれでも・いつでも・手軽に』疲労を客観的に計測できるアプリケーションソフト「フリッカーヘルスマネジメントシステム」の開発を行いました。点滅光のちらつき知覚の閾値(フリッカー値)は、精神的疲労の蓄積とともに減少するため、従来から疲労の 客観的計測手法として利用できることが知られていましたが、測定には専用の大型で高価な計測装置が必要でした。われわれが開発した技術は、携帯電話・スマートフォン・PC等の汎用機器上でフリッカー値の計測を可能にするもので、疲労の推移を簡便に管理・モニターする(Flicker Health Management Lite: FHM Lite)システムとして実装しました。